人気の海外ドラマや映画が視聴できる動画配信サービスというものに興味をもってはいるけれど、サービスを選ぶときに出てくるSD、HD、フルHD、4K UHD、480p、720p、1080pという言葉がよくワカラナイ。。。
そんな人は、結構、たくさんいるんじゃないでしょうか。
なので、今回は動画の画質について解説をしますので、動画配信サービス選びの参考にしてみてくださいね。
SD画質とHD画質、UHD画質の違いは何なの?
まず、よく聞くことが多いSD画質とHD画質、UHD画質の違いをそれぞれ説明しましょうか。
画質の略称 | フルネーム | 意味 | 画質 | 画素数 |
---|---|---|---|---|
SD | Standard definition television | 標準解像度テレビ | 480p | 720×480 |
HD | High definition video | 高精細度ビデオ(ハイビジョン) | 720p フルHD(1080p) | 1280×720 フルHD(1920×1080) |
UHD(4K) | Ultra High definition | 超高精細 | 2160p | 4096×2160 or 3840×2160 |
調べてみたところ、画質については、上の表のようになることが多いみたいです。
すっごくザックリ言ってしまうと、SD、HD、UHDと表の下にあるものほど画質が綺麗です。
最近は、どの動画配信サービスでもHD画質に対応しているので、クオリティの質はどのVODも高いです。
ただし、通信速度によっては、画質は切り替わって悪くなったり良くなったりするので気をつけましょう。
また、同じ画質であるとされていても、動画配信サービスによって画質の良さは微妙に違っているような気がします。また、端末によっても、画質の綺麗さ粗さは差が出るので、これも注意ですね。
ちなみに自宅のパソコンでNetflixを視聴したときの画質がこちら。
これは、パソコンの画面をさらにスマートフォンで写真で撮ってインスタグラムにアップロードしているので、SD画質といっても、実際の画質のクオリティはもっと良いです。。。
p、iとは何なのか
pとは、画質を表す記号ですが、pの意味はprogressive(プログレッシブ)です。また、正式名はprogressive scan(ノンインターレース走査)といいます。
480p、720p、1280pなど、動画の画質はいろいろありますが、数字は縦の解像度であるピクセル数を示しています。
また、p(progressive)には、対応する用語としてiがあります。
対して、iは、 interlaceという意味。正式名は、interlace scan(飛び越し走査)です。
interlaceはその名前の通り、飛び飛びで描画するため、一度に描画するprogressiveの方が画質はクリアです。
DVD、ブルーレイ、地デジ放送の画質はどう違うのか
DVD、Blu-ray、地上デジタル放送、BSデジタル放送についても比較しました。
【DVD、ブルーレイ、地上デジタル放送、BSデジタル放送の画質比較】
規格 | インターレス(interlace scan) | 画素数 |
---|---|---|
DVD | 480i | 720×480 |
Blu-ray | 1080pあるいは1080i | 1920×1080 |
地上デジタル放送 | 1080i | 1440 ×1080 |
BSデジタル放送 | 1080i | 1920×1080 |
残念ながら、DVDの画質は、一番粗くて、やっぱり、Blu-rayにはかないません。
一昔前なら、DVDも十分に綺麗だったんですけどね。
そして、意外なことに、地上デジタル放送よりもBSデジタル放送の方が画質は綺麗です。
なので、よりクリアな映像が見たいなら、BSデジタル放送もおすすめです。
契約するVODを画質で判断する場合
契約するVODを画質比較して決定する際の参考として、まずは、VODやDVD、Blu-rayなどの画質をそれぞれ比較した表をお見せします。
【VOD、DVD、Blu-ray、地上デジタル放送、BSデジタル放送の画質比較表】
規格 | 画質 | 画素数 |
---|---|---|
SD | 480p | 720×480 |
HD | 720p | 1280×720 |
フルHD | 1080p | 1920×1080 |
UHD | 2160p | 4096×2160 あるいは3840×2160 |
DVD | 480i | 720×480 |
Blu-ray | 1080pまたは1080i | 1920×1080 |
地上デジタル放送 | 1080i1080i | 1440×1080 |
BSデジタル放送 | 1080i | 1920×1080 |
こちらを見ると、SDの画質やDVDと同じ程度の画質であることが分かりますし、フルHDはBlu-rayの画質に匹敵すること分かります。
つまり、VODを契約するとき、料金が安いからSD画質でいいや、と判断すると、DVDの映像レベルの画質で視聴することになります。これはこれで、見れなくもないし、ストーリーをたどるだけで満足ならアリかと思います。
ぼくは、DVDを何枚も持っているし、自宅のテレビで視聴していても、何の不都合もありません。
でも、HD画質以上のもので契約ができるなら、そちらの方が目にもいいですし、より映像がクリアに見えます。
アナと雪の女王やズートピアなど、CGが綺麗な超大作みたいな作品は、HDやフルHDで視聴した方が、より臨場感のある映像が楽しめるでしょう。
人気のVODの画質についても比較してみたので、こちらも契約の際は参考にして考えるのがおすすめです。
【人気のVODの画質比較表】
VOD名 | 画質 | 画素数(ピクセル) |
---|---|---|
U-NEXT | フルHD(1080p) | 1920×1080 |
Hulu | HD(720p) | 1280×720 |
Netflix | ベーシック:SD(480p) スタンダード:HD(780p) プレミアム:UHD 4K (2160p)、HDR | SD:720×480 HD:1280×720 UHD 4K:4096×2160 or 3840×2160 |
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