Netflixの戦争映画『砂の城』が地味にハートロッカーしているんだが

Netflix

今回紹介したいのは、Netflix限定配信の砂の城。
砂の城は、最近、つくられた戦争ものの中でも特にできがよかったので、この機会に布教します。

砂の城は地味なハート・ロッカーつまり賞取れるくらいに完成度が高い

砂の城を一言で表現するなら、地味なハート・ロッカー。これについては、青井邦夫さんの映画評価とぼくも同じです。

この映画、Netflix限定配信なのが惜しい。
それくらい脚本の完成度も高く、2012年の撮影されていないシナリオを選ぶザ・ブラックリスト賞の一本に選ばれています。

このザ・ブラックリスト賞には、同じ年に2017年に公開のメッセージや、2014年のイコライザーも選ばれているので、それだけでも、砂の城がどういう映画なのかは伝わってくるのではないでしょうか。

砂の城のキャスト

砂の城のキャストは、主演がニコラス・ホルト。
マッドマックス 怒りのデス・ロードのニュークスですね。

ほかの有名どころを紹介しておくと、なんと、スーパーマンのイケメン俳優ヘンリー・カヴィルも出演しています。
あとは、ローガン・マーシャルが出ているくらいでさょうか。

砂の城のあらすじ

砂の城のあらすじを簡単に説明すれば、イラク戦争ものです。
でも、これだけじゃ、ストーリー紹介にならないので、もっと詳しく説明していきます。

マット・オークル(ニコラス・ホルト)は、2001ネンニ学費を稼ぐためにアメリカ陸軍に入隊。
しかし、軍隊生活は、かれの肌にあわない。

しかも、運が悪いことに2003年にはイラク戦争が始まり、かれはイラクに派遣されることになります。

マットはイラクのバクダッドで、アメリカによる空爆で破壊されたオアシスの給水ポンプを修理するため、危険な地域へ行くことを命じられます。

しかし、修理に対して村人は非協力的で、さらにゲリラも攻撃してきます。マットは、生きてアメリカに戻れるのでしょうか。

砂の城の感想・評価

砂の城は、地味なハート・ロッカーと言われるように、マイケル・ベイのようなド派手な銃撃シーンや爆発シーンはありません。

きちんと銃撃戦は、RPGなども登場しますが、それもリアルなもので、心がたぎるようなスナイパー同士の戦いや爆弾処理シーンなどはないです。

そう、砂の城はリアルなんです。
徹底的に。

だから、イラク戦争に行ったマットが人間的に成長するような話ではなく、最後に、無慈悲な現実がドンと目の前に提示されます。
そこが、ご都合主義の映画にはないカタルシスがあってぼくは面白いと感じました。

砂の城、興味がある人はぜひ見て欲しいですね。

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