終末のイゼッタといえば、2016年10月から放送されているファンタジー×戦争×魔法少女という面白い要素が揃いに揃ったアニメ!!
魔法少女が、もし、第二次世界大戦に参戦したなら?
という、架空のSFが楽しめる熱い展開。
魔女と王女の友情の物語。
この2つの路線が好きな人には、本当にたまらない話です。
終末のイゼッタの視聴方法
終末のイゼッタは、以下を利用することで視聴することができます。
終末のイゼッタは、現在、放送終了しているので、リアルタイムで視聴することはできません。けれど、以下のVODを利用すれば、視聴が可能です。
(2017年7月16日時点の情報)
【終末のイゼッタが視聴可能なVOD】
サービス名 | 視聴できるか |
---|---|
U-NEXT | 〇 |
Hulu | 〇 |
TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV | 〇 |
Netflix | 〇 |
フジテレビオンデマンド | 〇 |
au公式ビデオパス | 〇 |
dTV | × |
終末のイゼッタの見どころ
終末のイゼッタの見どころはおおきく分けて3つあります。
大迫力の魔法バトルシーン
終末のイゼッタの一番の見どころは、やっぱり、大迫力の魔法バトルではないでしょうか。
第二次世界大戦中を思わせる近代兵器と、魔女であるイゼッタの激突するシーンは、やはり、圧巻の一言です。
戦闘機、戦車に対して、イゼッタがどのように立ち向かい、どのように撃破していくのかは、かなり大きな見どころですし、その戦いの迫力は、アニメを実際に見て味わってほしいと思います。
終末のイゼッタを監督した藤森雅也さんもアクションシーンが好きな監督であり、そのアクションシーンの格好よさには、かなりのこだわりを感じさせられます。
特に、その本領とも言えるものは、第二話の戦闘機とのバトルで早くも発揮されているので、ぜひ見てみて欲しいです!!
イゼッタの成長
やはり、終末のイゼッタの見どころと言えば、主人公である魔女イゼッタの成長物語でもあるというところです。
終末のイゼッタ女性キャスト座談会で、イゼッタ役茜屋日海夏さんが語っていたことですが、イゼッタは、魔法の力を持つせいで人々に迫害を受けていた過去がありますが、フィーネのために戦い続けることで、エイルシュタットの国民にも支持されていきます。
最初は、フィーネのためだけに行動するイゼッタですが、徐々に、エイルシュタットを守りたい、という自分の意志が芽生えていくという成長も見どころの一つです。
イゼッタのちょっぴりエッチなシーンもみどころ♪
イゼッタ本人は、色恋沙汰には疎いところがありそうですが、実は少女でありつつも、かなりグラマラスな体つきをしているので、各回に挿入されるちょっとしたお色気シーンも見逃せないですね。
OPでもそうですが、イゼッタの身体のラインって凄くエロいです。
少女とは思えないくらいに肉感的。
最近の美少女アニメにはありがち、といえばありがちですけどね(^^ゞ
終末のイゼッタの原作
終末のイゼッタに興味を持った人は、原作は何だろう。
「マンガかな? ゲームかな? それともスマホアプリ?」
と気になった人もいると思います。
でも、結論から言うと、終末のイゼッタの原作はありません。
終末のイゼッタは、オリジナルのアニメとなります。
魔法少女まどか☆マギカもそうでしたが、原作がないアニメが個人的に一番好きです。
なぜなら、原作があるアニメだとネタバレする不届きものがいるから!!
話題になったアニメを既にマンガ原作を読んでいるやつで、ときどきネタバレしてくることはありませんか。
また、完全オリジナルアニメというのは、ある程度需要が見込めるヒットマンガをアニメ化するのと違って勇気がいります。
でも、その代わりに初めからアニメとして作ることを前提にしてつくるから、その分、どこでクライマックスを入れるかとか、をきちんと適切に設定できるんですよね。
原作がある場合は、そのあたりを調整しても限界がありますが、オリジナルにした場合、毎回毎回、各話に一度アクションシーンを入れる、とかいったことも可能になります。
そこがやっぱり、オリジナルアニメのいいところですよね。
終末のイゼッタのOP・ED主題歌
↑は、終末のイゼッタのOPにショートバージョン。
いや、OPのアニメーションもすごく気合いが入ってるので、ここで見てもらえないのが残念です。
cオープニングテーマは、cross the line。
AKINO with bless4が歌っています。
AKINOさんといえば、ご存知のとおり、創世のアクエリオンが代表曲の歌手ですね。
終末のイゼッタといえば、この突き進むような疾走感のあるOPが目立っていますが、エンディングテーマも実は負けず劣らずに名曲です。
エンディングテーマは「光ある場所へ」
May’nさんの歌です。
実は、ぼくはMay’nさんの曲って、今まで何回も聞いていたのですが、あまり良さが分からなかったんですよね。
でも、今回の「光ある場所へ」で、May’nさんのファンになりました。
OPの明るさに比べて、魔女という存在の『闇』の側面を描いているような曲で、心に深く突き刺さってくる曲です。
実は、この光ある場所へこそが、作品全体のテーマであるような気がしてなりません。
また、余談ですが、終末のイゼッタは、有名なクラシックの曲も使っています。
第一話では、モーツァルトの「魔笛」が使われました。
と、まあ、使われている曲のセンスも良く、明るいものから暗いものまで、バランス良く揃っているのが終末のイゼッタの魅力でもあります。
終末のイゼッタのキャスト
さて、終末のイゼッタのキャスト声優ですが、かなり豪華。
イゼッタの声優は茜屋日海夏
主役であり、ヒロインでヒーロー(笑)のイゼッタの声優は、茜屋日海夏さんです。
茜屋日海夏さんは、声優であり、アイドルであり、歌手であるという多彩なひとです。
茜屋日海夏さんの声優としての代表的なアニメといえば、プリティーリズム・オールスターセレクションの真中らぁらですが、本当にメインとして主役を演じるのは、今回のイゼッタが初めて。
でも、その初々しさのようなものが、イゼッタの健気さや純粋さや謙虚さみたいなところに反映されている気がします。
おそらく、茜屋日海夏さんにとって、終末のイゼッタのイゼッタ役は、代表的な仕事になるのではないでしょうか。
というわけで今日のリハ着はモー娘。りほりほTシャツ😊行けなくたってモー娘。武道館公演意識は忘れない!!!!! pic.twitter.com/siiDDgC51L
— 茜屋日海夏(i☆Ris) (@iRis_a_himi) 2016年12月12日
フィーネの声優は早見沙織
終末のイゼッタのもう一人の主人公ことフィーネ。
フィーネは、エイルシュタット公国の公女(王女)です。
本名は「オルトフィーネ・フリーレリカ・フォン・エイルシュタット」といいます。
フィーネを演じるのは早見沙織さん。
もはや、ベテランの域に達しつつある彼女の演技は、とても安定感があっていいですね。
安定感を感じつつも、こなれた感じではないので、すごく好感が持てる声優さんです。うーん、25歳(2016年時点)だとは思えない。
早見沙織さんの代表作には、最近だと
・西尾維新の化物語シリーズの斧乃木余接。
・マンガ家さんとアシスタントさんと足須沙穂都。
・魔法科高校の劣等生の司波深雪。
・異能バトルは日常系のなかでの櫛川鳩子。
などなど、多数あります。
ビアンカの声優は内田彩
ビアンカは、フィーネの一族を護衛するエイルシュタット大公家の近衛兵のリーダーです。
フィーネに忠誠を誓う凛々しい女性。
彼女を演じるのは内田彩さん。
内田彩さんは声優で歌手、そしてμ’sのメンバーでもあります。
μ’sというのは、知っている人はもう知っていると思いますが、ラブライブ!に登場する架空のアイドルグループ。
実は、そのμ’sのキャラクターの声を演じる声優たちのユニットが、現実世界でもあるんです。
内田彩さんの声優としての近年の代表作は、
たとえば、
・小森さんは断れない!(小森しゅり
・ラブライブ! 2nd Seasonの南ことり
などがあります。
ロッテの声優は東山奈央
ロッテといえば、宮殿でフィーネにつくメイド。
端役のメイドでさえも、いちいちキャラクターを立ててくるところが憎いですね。
まあ、最近のアニメでは当たり前、というか、特定のメイドを好む層に対する(ぼくのことですが)に対するサービスとも言いますか。
ロッテの声優は、東山奈央さん。
東山奈央さんは、声優だけでなくナレーションをすることもあるみたいです。
東山奈央さんは、近年、美少女アニメのお仕事がすごく多いので、任されているキャラクターの数の多さからも、最近、注目が集まっている声優さんと言えるでしょう。
東山奈央さんが出演しているアニメには、こんなのがあります。
マクロスΔのレイナ・プラウラー。
魔法少女育成計画のスノーホワイト。
それから、ニセコイの桐崎千棘役が有名ですよね。
エルヴィラの声優は花澤香菜
エルヴィラ・フリードマンは、フィーネ専属の家庭教師。
アトランタ合衆国の新聞社やラジオ局で働いていた経歴を持っており、メディア情報に精通しています。
彼女は、女性へのセクハラ気質があります。
そんなエルヴィラ・フリードマンを演じるのは、花澤香菜さん。
個人的に、とても好きな声優さんです。
花澤香菜さんの声は、とても透明感があっていいですね。
昔は、Angel Beats!の天使ちゃんなど、清純系美少女の役が多かったのですが、最近では、自身の役柄の幅を広げるためなのか、いろいろな役柄を演じることが多くなってきた気がします。
個人的に、ですが、花澤香菜さんが出るアニメにはハズレが少ない気がします。
花澤香菜さんの最近の作品は
・3月のライオンの川本ひなた。
・彼女と彼女の猫 -Everything Flows-の彼女役。
・監獄学園の緑川花。
・西尾維新の化物語シリーズの千石撫子。
他にも、出演作は多数です。ほとんどが話題作なのがすごい。。。
ジークハルト・ミュラーの声優は高橋広樹
ジークハルト・ミュラーは、エイルシュタットの大公の補佐官の一人です。作戦の参謀としての一面を持ち、ときに冷徹な判断も下します。
終末のイゼッタに出てくるイケメンの一人。
左目の下の泣き黒子がトレードマーク。
ジークハルト・ミュラーの声優は高橋広樹さん。
高橋広樹さんといえば、ヘタリアの日本役やHUNTER×HUNTERのパリストン役が有名ですよね。
端正な声で安定感がある声優さんだと思います。
終末のイゼッタの制作チーム
アニメ | 終末のイゼッタ |
---|---|
監督 | 藤森雅也 |
シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
脚本 | 吉野弘幸 |
キャラクターデザイン | BUNBUN(原案)、山下祐 |
音楽 | 未知瑠 |
アニメーション制作 | 亜細亜堂 |
製作 | 終末のイゼッタ製作委員会 |
放送局 | AT-X・TOKYO MXほか |
放送期間 | 2016年10月 - |
終末のイゼッタの制作チームは↑のようになっています。
終末のイゼッタのアニメ制作会社は亜細亜堂
終末のイゼッタのアニメ制作会社は、亜細亜堂。
亜細亜堂といえば、1978年設立の会社なので、いわばアニメ制作会社の老舗です。
関わっている作品は、
ときめきトゥナイト、キテレツ大百科、燃える!お兄さん、それいけ!アンパンマン、忍たま乱太郎シリーズなど、過去の有名作からビッグネームまで。
最近だとマギ The kingdom of magicやクレヨンしんちゃんなどをつくっています。
ちなみに、今、名前を挙げたアニメ群の傾向として、亜細亜堂は小さな子供向けのアニメが得意なアニメ制作会社です。
なので、今回の終末のイゼッタは、亜細亜堂としては新たな顧客層を開拓るための挑戦的な試みと言えるでしょう。
当然ながら、終末のイゼッタの監督をしている藤森雅也さんは、この亜細亜堂に所属するアニメーション監督兼キャラクターデザイナーです。
終末のイゼッタの監督は藤森雅也
終末のイゼッタの藤森雅也さんといえば、クレヨンしんちゃん 逆襲のロボ父ちゃんの作画監督が有名です。
全体として作画の方が得意なのか、作画監督をすることが多く、携わっているアニメ作品の数は多いものの、監督しているアニメの数はあまり多くありません。
藤森雅也さんの監督しているアニメ作品
・トライブクルクル(2014年)監督・絵コンテ・OP絵コンテ(アニメ)
・劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女(2012年)監督(劇場映画)
・終末のイゼッタ(2016年)監督
というわけで、終末のイゼッタは、間違いなく、藤森雅也監督の代表作となるでしょう。
でも、『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』(2012年)のアクションシーンは素晴らしく、アクションアニメの監督としての技量は確かで、信頼できるものがあります。
藤森雅也監督自身も、アクションが好きらしく、自分の映画をつくるときは、本来アクションが必要でなくても、1シーンでいいからアクションシーンを作ろうと考えるのだそうです。
また、藤森雅也監督のつくる作品は、周辺の人物にも評価が高く、忍たま乱太郎の第16期-第19期のOPは、超高クオリティと評判だったみたいですね。
確かに、すごい!!
シリーズ構成・脚本は吉野弘幸
終末のイゼッタのシリーズ構成と脚本は、あの吉野弘幸さん。
吉野弘幸さんといえば、あの大ヒットアニメ、マクロスF(2008年)のシリーズ構成、脚本を手掛けていることでも有名です。
それ以外にも、
・コードギアス 反逆のルルーシュ(2006年)
・黒執事(2008年)
・アクセル・ワールド(2012年)
・ビビッドレッド・オペレーション(2013年)
・艦隊これくしょん -艦これ-(2015年)
・境界のRINNE(2015年)
などのシリーズ構成や脚本を手掛けています。
つまり、何が言いたいのかというと、吉野弘幸さんの関わった作品はヒット作が連発しており、終末のイゼッタについても、かなり期待ができるわけです。
実際に、終末のイゼッタのストーリーは面白いです。
キャラクターは立っており、高度な政治的なストーリーもそこに挿入され、アクションも魅せてくれる。(アクションについては、藤森雅也監督の腕の影響が強いでしょうけれど)
終末のイゼッタは、過酷な戦争に身を投じることになった魔法使いの少女という物語で、視聴者が見たいものを、すべて贅沢に描かれている、というのが熱いです。
キャラクターデザインはBUNBUN(原案)、山下祐
キャラクターデザインはBUNBUNさんが原案を務め、デザインは山下祐さん。
BUNBUNさんのイラストなど代表的な仕事といえば、結城友奈は勇者である、のキャラクター原案ではないでしょうか。
結城友奈は勇者である、は、魔法少女まどか☆マギカの皮を被った『べつの何か』と評される話題を呼んだアニメでしたが、もちろん、ぼくは全話見て感動して泣きました。
他にも、BUNBUNさんは、いろいろなところで活躍しています。
ぼくが知っている代表的なものを挙げると、
【BUNBUNの挿絵・イラスト】
・ファイヤーガール(著:星空めてお / TYPE-MOON BOOKS)
【BUNBUNの漫画】
・つがいの森(季刊GELATIN2010ふゆ掲載)
【BUNBUNのアニメ】
・終末のイゼッタ(キャラクター原案)
と、BUNBUNさんは、今旬の新進気鋭のイラストレーターなわけです。
おそらく、今後もBUNBUNさんが携わるアニメ作品は増えていきそうですね。
山下祐さんは、ウィキペディアでも名前が出てないので、それほど有名ではない、と思われがちですが、この人もところがどっこい、あの『心が叫びたがってるんだ。』の作画監督を務めている人なんです。
他にも、ソードアート・オンラインⅡのサブキャラクターデザイン、総作画監督も手掛けていたり、冴えない彼女の育て方やWORKING!!!などの人気アニメに関わっています。
音楽は未知瑠
終末のイゼッタの音楽は未知瑠さんが担当しています。
未知瑠さんは、これまでソロアルバムを2枚出しており、他にも映画やテレビドラマの音楽をつくってきた作曲家。
テレビドラマだと、
・『たべるダケ』(2013年 テレビ東京)
・『恋愛時代』(2015年 読売テレビ・日本テレビ)
のようなさくひんを手掛けており、他にもCMや映画音楽も作っています。
アニメの曲を本格的に手掛けるのは、今回が初めてみたいですね。
終末のイゼッタのシリアスストーリーの箸休めには『週末のイゼッタ』
こちらは、本編とはうってかわってほのぼのギャグマンガ。
本編『終末のイゼッタ』のシリアスなストーリー展開に箸休めをしたいときは、ぜひ。
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